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診断結果は「関節リウマチ」!

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診察結果は「関節リウマチ」!

リウマチの検査の結果は?

血液検査の結果は?

夫・Yukiharuの指の痛みから約2ヶ月・・・。
前回の受診から約1週間。
その間も、夫の指の痛みは、一向に治まる気配がありません。

いよいよ夫の2回目の受診日が来ました。
先週の受診の際に行った血液検査の結果が出ているはずです。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

ただでさえ、今はうつ病で体調が悪いのに、ましてやリウマチだったらどうしよう・・・

リウマチだったら、この指の腫れ、治らないんじゃ・・・

夫は待合室で、かなりドキドキしながら待っていたそうです。

診察室に呼ばれます。
医師からの説明は、

医師

医師

血液検査の結果を説明します。

関節リウマチを疑う際に確認する値ですが・・・、
RF(定量)の値が、85です。
 通常は15以下です。
 通常の5倍以上です。

抗CCP抗体の値が370.6です。
 通常は4.5以下です。
 通常の80倍以上です。

血液検査の結果、おそらく関節リウマチだと考えられます。

というものでした。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

そ、そんな・・・

と、うなだれる夫・・・。
ただ医師からは、

医師

医師

ただ、RFの値が高いからといって、リウマチであると断言は出来ません。

ただ、リウマチ患者さんのほとんどが、RFの値が高いのです。

Yukiharuさんは、炎症に関するCRPという値が0.02で、基準値以下です。

リウマチ患者さんの場合、体に炎症を起こしていて、このCRPという値が高いことが多いのですが、Yukiharuさんは高くありません。

エコー検査もしてみましょう。

という説明があり、次にエコー検査も行うことになりました。

エコー検査では・・・?

夫の検査は続きます。

医師

医師

レントゲン血液検査だけでは、関節リウマチと断言は出来ませんので、エコー検査でさらに詳しく診てみましょう。

と医師の診察は進みました。

医師

医師

関節リウマチが進行していると、エコー検査で関節や骨の炎症・破壊が分かります。

今、腫れの大きな所を見ているのですが・・・

炎症が起きていると、関節破壊によって血液が流れるので、エコーでオレンジ色に見えるのです・・・

Yukiharuさんの関節は、オレンジ色に見えるところがごくわずかですね・・・

エコー検査でも破壊が進んでいるように見えません。

前回のレントゲンと合わせて考えても、初期の関節リウマチと思われます。

と診断を受けたそうです。

その時、夫が痛いのは、右手中指だけではありませんでした。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

それじゃあ、左指や右足の関節が痛いのも、関節リウマチなんですか?

と夫が医師に聞いたところ、

医師

医師

う~ん・・・
所見では、右手中指の第2関節しか、関節リウマチとは言えないですね。

と言われ、リウマチの薬を処方され、またました。

処方された薬とは

そのとき処方されたのは、次の薬でした。

オステラック錠200(エトドラク Etodolac)

この薬の作用と効果について
炎症の原因となる体内物質プロスタグランジンの合成を抑え、炎症に伴う腫れや痛みをやわらげます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸腕症候群、腱鞘炎、手術後並びに外傷後の消炎・鎮痛に用いられます。
引用:くすりの適正使用協議会 https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=19256

レバミピド錠100mg「NP」(レバミピド Rebamipide)

この薬の作用と効果について
胃粘膜プロスタグランジンE2増加作用や胃粘膜保護作用により胃粘膜傷害を抑制し、胃粘液量や胃粘膜血流量の増加で血行動態の障害を改善し、炎症を抑え、胃粘膜を修復します。
通常、胃潰瘍の治療、急性胃炎や慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善に用いられます。
引用:くすりの適正使用協議会 https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=15118

リウマチによる体の炎症を抑える薬と、その薬の副作用から胃を守る薬の2種類でした。

医師

医師

この薬を2週間、服用してみてください。

2週間後に、また受診してください。
その時の症状を診て、その後の治療方針を決めましょう。

という医師の説明があり、2回目の受診は終わったそうです。

えーっ!関節リウマチなの?

受診を終えて帰ってきた夫が、

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

関節リウマチって診断されたよ。

血液検査の数値が半端なかったわ。

でも、お医者さんが言うには、僕の関節リウマチは初期だから、リウマチって診断できるのは右手中指の第2関節だけなんだって・・・。

と話します。

でも、この時の夫は、すでに手を握ることが不可能な状態でした。
箸を持つ時も、

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

痛たたたっ!

箸を動かすと、指か痛くて・・・

痛くて食事もできないよ・・・。

と言って、スプーンやフォークを使って、何とか食事をしている状況。

Pechiko

Pechiko

えーっ!
Yukiharu、箸を持つことも難しいのに、関節リウマチ「初期」なのー?
もし、関節リウマチが進行しちゃったら、どうなっちゃうの

と、不安な気持ちは絶えないのでした・・・。

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管理人Pechiko

管理人Pechiko

長女が指定難病の「全身性エリトマトーデス(SLE)」を患う。長女の病気が寛解後、長男が「起立性調節障害(OD)」を患い、不登校になる。さらに夫は難病の「線維筋痛症(FM)」と「関節リウマチ(RA)」、「うつ病」を患う。元幼稚園教諭。その後は保育所や小学校の特別支援学級での勤務も経験する。現在は特別支援教育支援員・塾講師として、教育に携わっている。自己の経験を生かして、病気や不登校で学校に通えない子の教育について、発信していきたいと考えている。

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