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関節リウマチ 激痛で医大病院に転院 ~転院まで辛かった2つのこと~

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関節リウマチ 激痛で医大病院に転院! ~転院まで辛かった 2つのこと~
目次

スムーズな転院の手続き

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

関節リウマチと診断された夫・Yukiharu

抗リウマチ薬「リマチル錠」、抗炎症薬「エトドラク錠」、抗うつ薬「サインバルタ」の服用を始めたものの、痛みが治まらず、医師に頼んで医大病院に転院することが決まりました。

医師が、

医師

医師

医大病院は混んでいるので、転院には時間がかかると思います。

私から医大病院に連絡をして、診察を受けられるよう、手続きを進めますね。

紹介状やこれまでの診断記録等も送付しておきます。

医大病院を受診できる日が決まりましたらお知らせしますので、それまでは、うちの病院に通ってくださいね。

と、医師が転院の手続きを進めてくれました。

医師が手続きを進めてくれたことで、転院は大変スムーズに進みました。

ステロイド薬の治療が辛い!

関節リウマチが悪化!? ~ステロイド薬の処方~

転院までに期間は、それまで受診していた個人病院の受診も続きました。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

先生、痛みはとれません。

でも、痛みを和らげてくれるという「サインバルタ」は抗うつ薬でもあるので、心療内科の先生に相談して、薬の量を調整してもらうことになりました。

医師

医師

薬の量を調整したのですね。
では、うちの病院での「サインバルタ」の処方はやめますね。

前回受診した際の血液検査の結果が出ました。
リウマチ因子のRF値ですが、92でした。
前回は85です。
正常値は15以下です。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

えっ!
先生、リウマチが悪化しているということですか?

医師

医師

関節リウマチの炎症が抑えられているとは考えられません。
ですので、ステロイド薬を試してみましょうか。

「プレドニゾロン」という薬と、胃薬として「ネキシウムカプセル」という薬を処方しますね。

1週間後は転院先の医大病院の受診になるので、薬はそれまでの期間の1週間分です。

と、ステロイド薬である「プレドニゾロン」が処方されました。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

娘が毎日飲んでいる薬と同じだ・・・。
〈※ 娘・Mizukiは全身性エリテマトーデスという病気で、ステロイド薬の服用を続けています)

これって、副作用も大きな薬だ!
大変なことになってきたなぁ・・・

と、夫は思っていたそうです。

プレドニゾロン錠5mg(プレドニゾロン Prednisolone)

〈この薬の作用と効果について〉
合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)であり、抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫抑制作用のほか、生体内での種々の代謝作用など様々な作用があります。
通常、リウマチ、膠原病、アレルギー性疾患などの様々な病気に用いられます。
引用:くすりの適正使用協議会 https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=13007 

ネキシウムカプセル20mg(エソメプラゾールマグネシウム水和物 Esomeprazole magnesium hydrate))

〈この薬の作用と効果について〉
胃酸分泌の最終過程であるプロトンポンプに作用し、胃酸分泌を抑制します。また、胃酸分泌を抑制し胃内のpHを上昇させることにより、抗菌薬の抗菌作用を高めます。
通常、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制に用いられます。また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃マルトリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助に、他の2種の抗菌剤と一緒に用いられます。
引用:くすりの適正使用協議会 https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=18834

この2種類の薬を服用することになりました。

そしてまた副作用に苦しむ夫

受診を終えて帰宅早々、夫が話し始めます。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

血液検査の結果、リウマチ、悪化していた

そしてMizuki(娘)と同じステロイド薬を処方された~!

ステロイドは副作用も大きいからなぁ・・・

Pechiko

Pechiko

まぁまぁ、病気なんだから仕方がないじゃない・・・

ステロイド薬を飲んで、それで病気が良くなるなら、それは良いことだよ!!

と夫と話をして、夫を落ち着かせます。
そして夫は渋々、ステロイド薬「プレドニゾロン」を飲みました。

さて、翌日のことです。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

気持ち悪い~
吐きそうだ~!

そして、体がすごくダルい~!

体が動かない・・・
ダメだ、立つことも辛い。

もう、しんどくて、何にもする気が起きない。

これ、絶対薬の副作用だよ・・・

と夫が言います。

そうなのです。
プレドニゾロン」等のステロイド薬は、副作用も出やすいのです・・・。

実際に、『くすりの適正使用協議会』のホームページに、プレドニゾロンの副作用についても、次のように紹介されています。

プレドニゾロン錠5mg(プレドニゾロン Prednisolone)

〈この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)〉

  • かぜ様症状、けん怠感、発熱[誘発感染症、感染症の増悪]
  • 全身けん怠感吐き気、口渇[続発性副腎皮質機能不全、糖尿病]
  • 腹痛、吐き気、黒色便[消化管潰瘍、消化管穿孔、消化管出血]
  • 激しい上腹部・腰背部の痛み、嘔吐[膵炎]
  • 気分が落ち込む、やる気がおきない、けいれん[精神変調、うつ状態、痙攣]

引用:くすりの適正使用協議会 https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=13007 

夫は、説明書通りの副作用が出ていたのでした。

夫は、痛い病院に転院して治療が始まるまで、ステロイド薬の副作用に大きく悩まされました。

転院までの期間が長く感じる

医師が転院手続きを進めてくれた数日後、医大病院の受診日がきまりました。

医師

医師

医大病院の受診日が決まりましたよ。

今から約1週間後が転院先の医大病院の受診になります。

〇月△日の◇時間に、医大病院の膠原病内科・リウマチ科を受診してください。

医師が丁寧に転院手続きを進めてくれたおかげで、夫・Yukiharuも安心して過ごすことが出来ました。

ただ、医師に転院を申し出て、医大病院の初診日までの期間は、約1ヶ月間もの期間がありました。
その期間が、夫にはとても長く感じられたそうです。

患者としての1ヶ月間というのは、長く感じるとのことです。
それは、1ヶ月間の激痛との闘いでした。

来る日も来る日も、寝ても覚めても全身の痛みが続く。
夜は痛みで眠れない。
布団の重さで、全身が激痛。

日中は痛みで日常生活を送ることが非常に不自由。
トイレに行くのも痛い。
食事をするのも痛い。

とにかく、1日中痛みが続いて、何も出来ずに耐えるしかない時間・・・。
少しでも痛みが和らげば良いのですが、激痛と闘う日々。
そんな1ヶ月間は、とてつもなく長く感じたようです。

その1ヶ月間の夫の心の支えは次の2つだったそうです。

つめは、薬の変更への期待。
医大病院を受診したら、第一選択薬である「メトトレキサート」による治療を開始できるのではないかという期待が、その痛みとの闘いの心の支えになったそうです。

つめは激痛の改善に対する期待。
夫は、抗うつ薬「サインバルタ」が処方された時点で、おそらくこの痛みは「線維筋痛症ではないか?」という疑いをもっていたそうです。
医大病院に転院した時には、正式に「線維筋痛症」と診断を受け、線維筋痛症の治療をすぐに開始してもらえるだろうという期待も、夫の激痛との闘いの日々を支えてくれたのだそうです。

転院までの約1ヶ月間、激痛と闘う日々が辛く感じた1つだったそうです。

考察 ~個人病院から大学病院へ~

夫の場合、個人病院から医大病院に転院して、良かったと感じていまいす。

現在の夫は、医大病院での治療によって、現在は全身の痛みも和らいで、随分と笑顔で過ごせる時間が増えてきたと感じています。
それは、医大病院に転院したことで、現在は夫に合った薬の処方をしてもらい、治療が上手くいっているからだと思います。

また、診断・治療だけではなく、障害年金等の手続きもスムーズに進んでいます。

おそらく、個人病院では現在の診断・治療や、夫が申請している社会福祉制度の利用まで至るのは相当困難であったと考えられます。

「個人病院だからダメ」というわけではありません。
たまたま夫の通院している医大病院には、医療ソーシャルワーカーさんがいたのです。
夫の担当になってくれたのが、とても優れた医療ソーシャルワーカーさんでした。

それによって、夫は様々な支援を受けることができました。

夫が現在、生活が落ち着いているのは、医大病院で優れた医療ソーシャルワーカーさんと出会い、先端の知識・技術をもった医師達の治療があったからだと感じています。

夫の回復が感じられる現在、とても幸せです!

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管理人Pechiko

管理人Pechiko

長女が指定難病の「全身性エリトマトーデス(SLE)」を患う。長女の病気が寛解後、長男が「起立性調節障害(OD)」を患い、不登校になる。さらに夫は難病の「線維筋痛症(FM)」と「関節リウマチ(RA)」、「うつ病」を患う。元幼稚園教諭。その後は保育所や小学校の特別支援学級での勤務も経験する。現在は特別支援教育支援員・塾講師として、教育に携わっている。自己の経験を生かして、病気や不登校で学校に通えない子の教育について、発信していきたいと考えている。

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