目次
医師に痛みを訴え続ける
夫・Yukiharu
関節リウマチと診断された夫・Yukiharu
抗リウマチ薬「リマチル」、抗うつ薬「サインバルタ」の服用を始めたものの、痛みが治まらない様子・・・
全身の痛みを我慢しながらも、次の受診日までの2週間を何とか過ごしました。
そして、いよいよ受診日です。
医師
どうですか?
サインバルタを服用して、痛みはとれましたか?
の医師の第一声。
夫・Yukiharu
勘弁してよ・・・
痛みで気を失いそうなくらいなのに、「痛みはとれましたか?」って・・・
そんなに簡単に痛みがとれるわけないじゃないか!!
夫はそう思いながらも、次のように訴えたのだそうです。
夫・Yukiharu
先生、痛みは全然とれません。
むしろ、もっと痛くなっている気がします。
痛みの範囲も広がっています。
足首の関節、膝の関節とその周辺の筋肉、腰、腕の関節、手首の関節、首と肩の周辺、肩甲骨周辺の筋肉、太ももの筋肉、ふくらはぎの筋肉・・・
もう、全身が痛くて痛くて・・・
リウマチって、こんなに痛くなるものなんですか・・・?
これだけ、いろいろな箇所の痛みを訴えられた医師も、相当困っていたそうです・・・
医師
う~ん・・・。
関節リウマチと言えるのは、右手の中指の関節だけなんですよね・・・
そうか、痛みは続いているのか・・・
Yukiharuさん、今回、血液検査をしてみましょう。
関節リウマチの経過を診てみますね。
と、血液検査をすることになりました。
医師も、関節リウマチの経過について客観的な数値で捉え、次の治療方針を考えてくれる様子だったとのことです。
紹介状を書いてもらう
血液検査で、次の治療方針を考えてくれる様子の医師に、夫はさらに問いかけたそうです。
夫・Yukiharu
先生、痛みがひどくて、夜も眠れないんです。
日中も、日常生活がままなりません。
もう、苦しくて苦しくて・・・
何かもっと痛みのとれるような薬や治療はありませんか?
夫の訴えに医師は、
医師
うちの病院で出せる薬は、もう限界まで出しているんですよね・・・。
これ以上の量の薬を処方するとなると、もっと大きな病院で体調管理をしながらじゃないと、無理なんですよ。
う~ん・・・
そうですか、日常生活が送れないとなると、困りますよねぇ。
と答えたそうです。
そこで夫は、
夫・Yukiharu
先生、大きな病院だと、もう少し違う治療ができるのですか?
大きな病院というと、どういった病院ですか?
とさらに聞いたそうです。
医師からは、
医師
例えば、医大病院とか、赤十字病院とか・・・
そういった大きな総合病院になりますね。
そういった病院だと、もっと違った薬を使った治療をしたり、薬の量も増やしたりできるのですが・・・
とせつめいがあったそうです。
夫はすぐにその場で、
夫・Yukiharu
先生、お願いします。
そういった病院で治療を受けたいです。
もう、痛みも限界です。
お願いします。
という流れで、転院することが決まりました。
転院先は、娘のかかりつけでもある、近くの医大病院。
夫も娘と同じ病院に通うことになりました。
医師
医大病院に、すぐに転院は難しいと思います。
私から医大病院に連絡をして、医大病院で診察を受けられる日にちと時間を確認しますね。
紹介状も書いておきます。
医大病院を受診できる日まで、うちの病院に通ってくださいね。
と医師から説明がありました。
いよいよ医大病院で、新たな治療が始まる予定です!
夫・Yukiharu
薬も、関節リウマチの第一選択薬である免疫抑制薬の「メトトレキサート」を使った治療になるかもしれない!
そうなったら、この指の関節の腫れや、全身の痛みからも解放されるかもしれない!
と、期待に胸をふくらませる夫・Yukiharu でした。
でも、ここからが茨の道となるのです。
この時は、誰もそんなことを想像だにしなかったのでした・・・。
追記 ~抗うつ薬の調整~
前回、夫・Yukiharuが抗うつ薬「サインバルタ」で衝動的な行動をとったり、異常に気分が高揚して周囲に迷惑をかけた内容を紹介しました。
※ 詳しくはこちら ⬇
リウマチ・痛み止めの薬で副作用?~周囲に迷惑をかけた3つの行為~
当時、心療内科で別の抗うつ薬「イフェクサー」を上限いっぱい処方され、服用していたこともあり、夫はそのことを心療内科の医師に相談しました。
心療内科の医師は、
医師
整形外科で、サインバルタを処方されたんですね!
分かりましたよ~
では、今服用しているイフェクサーの量を減らしましょう。
そして、今後はイフェクサーからサインバルタに切り替えていきましょう。少しずつ、イフェクサーの量を減らして、サインバルタの量を増やしますね。
最後は、抗うつ薬はサインバルタのみになるように調整しますね。
サインバルタで、「うつ病」も「全身の痛みも」どちらも改善されるようにしましょうね~!
と、快く薬の調整をしてくれたのだそうです。
それ以降は、抗うう薬でもあり、痛みを緩和する薬でもある「サインバルタ」は、整形外科ではなく、心療内科で処方してもらうようになりました。
考察 ~痛みは診断・治療をしてもらえない?~
現在の夫は、全身の痛みはあるものの、当時の痛みよりは和らいでいると言っています。
とは言っても、今回の話から、その後に新たな病名が判明し、治療が始まるまでは本当に苦労しました。
夫にとっても、私にとっても茨の道でした。
数ヶ月間も夫は全身の痛みに耐え、最終的には医師に別の病名を診断してもらい、治療してもらうことになりました。それは、医師から見ても、患者さんの検査結果の数値に異常が診られなければ、「痛み」は目で見えない以上、それ以上の治療は難しいからなのかもしれません。
そんな茨の道の話は、また次回以降で・・・
とはいえ、何とか治療が始まっている現在は、少しずつ少しずつですが、夫の回復が見られます。
妻の私から見ても、回復しているのが分かります。
家族が笑って過ごせる時間が増えています。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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