目次
全身の激痛、薬の効果は!?
夫・Yukiharu
関節リウマチと診断された夫・Yukiharu
抗リウマチ薬「リマチル」の服用を始めたものの、痛みが治まらない様子・・・
医師
「サインバルタ」という痛みを和らげる薬を処方しますね。
主に抗うつ薬として使用されことが多い薬なのですが、痛みを和らげる効果もあるので、整形外科等でも用いられる薬です。
夕食後に1錠、飲むようにしてください。
と医師の診断を受け、増薬することになった夫。
数日間、薬を飲み続けるものの、
夫・Yukiharu
う~
痛い!
痛いよ~!!
薬の効果が出るまで、時間がかかるのかなぁ?
と、痛みが治まらない様子・・・。
Pechiko
困ったねぇ・・・
早く、痛みが治まるといいねぇ・・・
と話していました。
しかし、痛みはどんどん悪化していきます。
夜、寝ている時にも、
夫・Yukiharu
痛い!
痛たたたた!!
掛け布団の重さで、足が痛くて目が覚めた!
布団が重いのが痛い!
痛くて、もう眠れない・・・
と、痛みで夜中に目が覚めて、ずっと痛がっているのです。
Pechiko
これは、ただ事ではない・・・
と思いながらも、薬の効果で痛みが治まってくれるのを祈り、ただ夫を見守りました。
薬の副作用で、周囲が困っちゃう
薬の副作用による体調不良
痛みを和らげる効果がある「サインバルタ」という薬
「サインバルタ」は抗うつ薬としても使用されていると、医師から説明を受けました。
この時、夫は「うつ病」も患っていて、別の抗うつ薬も服用していました。
「イフェクサー」という抗うつ薬を、上限いっぱいの量を服用していたのです。
そこに、さらに「サインバルタ」も追加で服用を始めたのです。
最初は
夫・Yukiharu
ひどい頭痛だ~
吐き気もひどい。
便通も悪い。
イフェクサーの時の副作用と同じ症状だ・・・
と言っていた「サインバルタ」を飲み始めた時の副作用。
でも「サインバルタ」の副作用は、これだけでは終わらなかったのです。
夫の様子がおかしい!?
毎晩、薬を飲んでいる夫。
サインバルタも、夕食後に服用していました。
夫の寝る前のルーティーンは、
- 薬の服用
- 歯を磨く
- お灸をする
- (お灸をしながら)本を読む or スマホを触る
- (お灸後も)本を読む or スマホを触る
- 寝室に行き、本を読む or スマホを触る
- 眠くなったら、そのまま寝る
という流れです。
普段は「痛い!」と言いながらも、静かに過ごしています。
ですが、サインバルタの服用が数日間続いた頃から、夫の夜の様子に変化が見られました。
夜、スマホを触り始めると、ずっとスマホを離さなくなったのです。
そして、何かブツブツと言ったり、一人で爆笑したりしながら、スマホに文字を打ち続けています。
私も、ちょっと気になって、
Pechiko
何してるの?
何か、楽しいことあったの?
と夫に聞くと、
夫・Yukiharu
いや~、〇〇と△△が(昔からの友人)、LINEでこんなこと書いててさ!
それでね~、・・・・・・
ものすごく陽気に話してくれるのです。
Pechiko
これまで、病気で気持ちが沈んでばかりだったから、Yukiharuの楽しそうな様子が見られて良かった!
と思っていたものの、ずっとリビングでスマホを触ったまま、一向に寝る様子がないのです。
この頃は、夫はいつも21時~22時くらいには寝室に行って、ベッドで横になっていました。
ですが、23時を過ぎても、日付が変わってもずっとスマホを触って、寝る様子がありません・・・。
私も気になって、
Pechiko
ねぇ、そろそろ寝た方がいいんじゃない?
と声を掛けても、
夫・Yukiharu
わかった、わかった!
もうすぐ寝室に行くよ!!
と言いながら、スマホを触り続けています。
Pechiko
Yukiharu、何か変・・・
様子がおかしい・・・
と、私は気になり始めました。
友人達に迷惑をかける夫
夜になると、陽気にスマホを触り続ける夫・Yukiharu。
ある朝、起きてきて
夫・Yukiharu
やっちまった~!
と、うなだれている様子・・・。
Pechiko
えっ!
どうしたの?
何があったの!?
と、夫に話を聞いてみると、
夫・Yukiharu
昨日の夜、LINEで昔の仲間と盛り上がっていたんだけど、調子に乗って、いろいろなこと書きすぎた・・・。
朝、昨日の夜のことを思い出して、トークを見直してみたら、みんな、絶対引いてるって感じた・・・
みんなに迷惑かけたよ~
あ~ぁ、何であんなこと、書いちゃったんだろう?
後悔しか残ってないよ~
と言うのです。
Pechiko
んも~っ!
だから「早く寝よう!」って声を掛けたのに!
夜になって、テンション高くなりすぎたんでしょ!!
今日は早く寝るんだよ!
と、子どもに叱るように、夫を叱ります。
夫・Yukiharu
Pechikoの言うとおりだよ~
今日は早く寝るよ。
あ~ぁ、やっちまったぁ~!!
と言う夫。
でも・・・
夜になると、不思議とテンションが高くなるのです!
Pechiko
ねぇ、昨日、失敗したって言ってたよね・・・
そろそろ寝ようよ!
と声を掛けても、
夫・Yukiharu
わかってるって!
同じ失敗はしないから!!
と言って、スマホを触り続けます。
そして、また昨日とは違う友人たちと、LINEで盛り上がっているのです。
Pechiko
ねぇ、私、もう知らないからね!!
私、先に寝るからね!
と声を掛けても、
夫・Yukiharu
わかったよ!
あとちょっとで、僕も寝るから!
と言って、ずっとスマホを触っているのです・・・。
そして次の朝、
夫・Yukiharu
やっちまった~!
と、同じ台詞を吐くのです・・・。
さすがに私も、
Pechiko
いい加減に、夜にスマホを触るのやめたら?
と夫に言い、夫も
夫・Yukiharu
そうする~
と、了承したのでした。
呆れかえる子どもたち・・・
夜のハイテンションな夫。
スマホを、夜、できるだけ触らないように気を付け始めました。
スマホを触らない夫。
でも、夫のテンションは高いのです。
夫・Yukiharu
ねぇねぇ、Mizuki(娘)、Sen(息子)!
パパねぇ、面白いギャグ思いついちゃった!!
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇!
△△△△△△△△△△!!
・・・・・・・・・
と、ずっ~と子ども達を相手に、意味の分からないことを喋り続けるのです・・・。
長男・Sen
パパ、変・・・。
何か、僕、パパのこと嫌だな・・・
と、息子に嫌われる夫。
そして娘は、「パパが夜おかしくなる」という状況を理解して、
長女・Mizuki
ハハハ~
パパ、何か楽しいんだね。
もう分かったから・・・
パパ、もういいから、早くベッドに行って寝なさい!!
いい加減にしないと、パパのこと嫌いになっちゃうからね~!
パパ、はい、おやすみ~!!
と、夫・Yukiharuのことを上手く受容・共感し、冷静に対処する様子・・・。
渋々と寝室に向かうかと夫・・・
Pechiko
やっと早い時間にベッドに行ってくれた!
よかったぁ~!
と思いきや、ベッドの中でスマホを触っている夫・・・。
Pechiko
ねぇ、夜のスマホはやめるって言ったよね・・・
と注意するも、夫は
夫・Yukiharu
大丈夫、大丈夫!
LINEはしないから!!
と言って、手を付けられません・・・。
Pechiko
もう、知らないっ!!
と言って、そのまま放っておきました。
今度は公共施設にまで迷惑を・・・
数日後の夕方、私が仕事を終えて帰ると、夫がしょんぼりとしているのです。
どうしたのかな?と思っていると、夫が話し始めました。
夫・Yukiharu
なんかさ・・・
普段使っていない図書館から電話がかかってきて、こう言われたんだよね・・・
と、私をドキドキさせてくれます・・・
Pechiko
今度は何?
何をやらかしたの!?
と思いながら聞いていると、
司書さん
あの~、Yukiharuさんは、普段は〇〇〇図書館をご利用になることが多いですよね。
今回、インターネット上で『◇◇◇◇◇◇』という本を、▉▉▉図書館にご予約されているのですが、もしかすると、間違えてご予約されたのかもしれないと思って、お電話させていただきました。
ご予約は、普段ご利用になっている〇〇〇図書館に変更することもできますが・・・?
夫・Yukiharu
って、言われたんだよね・・・。
そんな本を予約した覚えはないし、普段使っていない▉▉▉図書館に本を予約するなんて、考えられないし・・・。
でも、話を聞いているうちに「そういえば、昨日の夜、ベッドの中で図書館のサイトを見て、何かの本の予約をしたような気がする」って思い始めてさぁ・・・
図書館の方には、とりあえず「予約する図書館を選び間違えたのだと思います。いつもの図書館でお願いします。」って答えたんだけど・・・
最近、夜の僕、ちょっとおかしいと思わない?
と、言うのです。
Pechiko
また、やらかしたな~!!
これは困ったぞ~!!
と思いながらも、夫自身が「夜の自分はおかしい」と自覚してくれた様子です。
Pechiko
もうさ・・・
夜、スマホを触るのは禁止にしよう。
こうやって、沢山の人たちに迷惑をかけているんだから。
Yukiharu、夜、スマホは手に届かないところに置くこと!!
薬を飲んだら、そのままベッドに行くこと!!
という約束事をつくり、守ってもらうようにしました。
その後は、夫もさすがに反省した様子で、約束を守るようになりました。
ただ、ベッドで寝入るまで、ずっとテンションが高いのです。
おふざけモードで喋り続け、突然スイッチが切れたように眠り始める日々が続きました・・・。
考察 ~抗うつ薬の飲み過ぎ?~
現在の夫は、上記のような状態ではありません。
抗うつ薬の種類や量を調整し、夜も落ち着いて過ごしています。
夫の話だと、医師もこの件についてははっきりしたことは言わなかったそうです。
なので、真相は分かりませんが、おそらく抗うつ薬の量が多かったのではないか?と、夫は考えているようです。
夫が処方された抗うつ薬「サインバルタ」について、『くすりの適正使用協議会』というホームページには、次のように記載されています。
サインバルタカプセル20mg(デュロキセチン塩酸塩 Duloxetine hydrochloride)
〈生活上の注意〉
不安になる、いらいらする、あせる、興奮しやすい、発作的にパニック状態になる、眠れない、ちょっとした刺激で気持ちや体の変調を来す、敵意を持つ、攻撃的になる、衝動的に行動する、じっとしていることができない、異常に気分の高揚した状態が持続するなどの症状があらわれることがあります。また、死にたいと思ったり、死のうとするなどの症状があらわれることがあります。これらの症状があらわれた場合は、医師に相談してください。
※ 太字・下線は筆者によるもの
引用:くすりの適正使用協議会 https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=43238
おそらく、薬の症状で、「興奮しやすい」状況で、「衝動的な症状」によって、LINEに好き勝手書き込んだり、インターネットで図書館に本の予約を入れたり、子ども達にふざけた態度をとったりしていたのだと考えられます。
薬って、病気を治してくれるとっても大事な物ですが、副作用とも上手に付き合っていく必要もあるんですね。
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