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「起立性調節障害」検査と診断

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「起立性調節障害」 検査と診断
目次

総合病院へ

息子・Senは、とうとう一日中起き上がれなくなり、食べるものもゼリーを一口か二口のみ。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

これは、きっと起立性調節障害だよ!

Pechiko

Pechiko

うん、私もそう思う。
病院に連れて行こう!!

以前、個人病院で診察してもらった結果、「便秘」と言われて終わったこともありました。

素人ながら、息子・Senは起立性調節障害だろうと察していたので、今回は「起立性調節障害」の診断・治療を行っている病院を調べました。
そして、息子・Senの身体の負担を減らすために

  • 家から通いやすい距離
  • 待ち時間が少ない
  • 他の病気である可能性も考えて、総合病院

を条件にして、病院を探しました

長女・Mizuki

長女・Mizuki

娘・Mizukiは「全身性エリテマトーデス」
→ 近くの医大病院

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

夫・Yukiharuは「線維筋痛症」「関節リウマチ」
→ 近くの医大病院

2人とも、家から近い医大病院に通っており、医大病院が信頼できるのですが、

待ち時間が長い

というデメリットがあります。

医大病院の小児科の医師は、娘・Mizukiがお世話になり、知っている方達ばかりです。
本当は医大病院を受診したかったのですが、Senの身体の負担を考えて、待ち時間が短い総合病院を選びました

まずは問診から

受診した総合病院の小児科。
地域でとても評判のよい医師が息子を診察してくれることになりました。

まずは問診から始まりました。

医師

医師

Sen君、どんなふうに調子が悪いのか、教えてくれるかな?

長男・セン

長男・セン

ん~~~~~~~。
ダルくて気持ち悪い・・・。

体調の悪いSenは、それしか話すことが出来ません。

そこからは、お医者さんがSenを診ながら、私と夫に家での様子を聞いてきます。

医師

医師

顔色が青白いですね~。
ご飯はどれくらい食べていますか?
・・・

Pechiko

Pechiko

今は、ゼリーを一口か二口くらいしか食べれません。
固形の物は食べれないようです・・・。

など、おおよそ下記のことをを確認しました。

  • 朝、起きられずに午前中特に調子が悪かった
  • 今は一日中調子が悪い。
  • 食欲がなくなり、固形の物は、ほとんど食べることができない
  • 倦怠感で、一日中身体が怠い
  • 立ちくらみ、めまいがする
  • 起立することがほとんど出来ない
  • 入浴して身体を温めると、少し体調が良くなる
  • 腹痛でお通じが3~4日に一度
  • 時々、頭が痛い
医師

医師

起立性調節障害の可能性が高いですね。

次は、新起立検査という、起立性調節障害かどうかを確かめる検査をします。

Pechiko

Pechiko

やっぱり、Senは起立性調節障害なのかな!?

ということで、検査をすることになりました。

検査できない!!

新起立検査(ODテスト)

という検査をすることになった息子・Sen。

看護師さん

看護師さん

まずは、このベッドで横になってくださいね。
心拍数と血圧を測りますねー。

と、別室で検査がはじまりました。
検査は、次のようなものでした。

新起立試験とはどのようなものですか?

寝ているとき立ち上がったとき血圧の変化や、血圧が戻るまでにかかる時間自覚症状などを調べる検査です。以下のような順序で行います。

10分間ベッドなどの上に横たわって安静にする
心拍数と血圧の測定を3回にわたって行う
10分間起立する
数分ごとに心拍数と血圧を測定し、その変化を記録する

これによって起立性調節障害かどうか、重症度はどの程度か、どのようなタイプの起立性調節障害(サブタイプ)かなどを診断することができます。

引用:ユビー病気のQ&A https://ubie.app/byoki_qa/clinical-questions/yi4ks7g0l
看護師さん

看護師さん

では、10分間経ったので、起き上がって立ってください

と、指示されます。

何とか立ち上がったのですが・・・。

長男・セン

長男・セン

無理・・・。

もう、立てない・・・。

と、よろよろと倒れ込むSen・・・。

看護師さんも、

看護師さん

看護師さん

ああ!
危ない!!

もうベッドで横になっていいですよ・・・。

と驚いています。

そんなことがあって、Senは、検査を最後まですることすら出来ませんでした

やっぱり起立性調節障害だった!!

検査結果等を踏まえ、医師からは

医師

医師

重度起立性調節障害ですね・・・。

まずはお薬を飲んでもらって、経過を診てみましょう。

次回も、同じ検査をしますね。

と診断され、漢方薬を処方されました。

ツムラ
小建中湯(ショウケンチュウトウ)
99番
https://www.tsumura.co.jp/products/g_medical/item/099.pdf

朝・晩2袋ずつ服用することになりました。

Pechiko

Pechiko

やっぱり起立性調節障害だったね・・・。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

そうだね。
でも、診断してもらって、薬も処方してもらって良かったね!
あとは、良くなるのを待つばかりだよ!

そうです!
家で只々心配している生活からは脱出!
治療の開始です!!

Pechiko

Pechiko

うん!
Sen、これからは良くなるよ!
早く元気になるといいね!!

「起立性調節障害」と診断がおりた息子・Sen。
さて、治療を開始して、今後はどのような経過を辿るのか・・・。

Pechiko

Pechiko

1日でも早く、元気なSenに戻りますように!!

と思うPechikoでした。

管理人Pechiko

管理人Pechiko

長女が指定難病の「全身性エリトマトーデス(SLE)」を患う。長女の病気が寛解後、長男が「起立性調節障害(OD)」を患い、不登校になる。さらに夫は難病の「線維筋痛症(FM)」と「関節リウマチ(RA)」、「うつ病」を患う。元幼稚園教諭。その後は保育所や小学校の特別支援学級での勤務も経験する。現在は特別支援教育支援員・塾講師として、教育に携わっている。自己の経験を生かして、病気や不登校で学校に通えない子の教育について、発信していきたいと考えている。

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