線維筋痛症、処方されている薬
夫・Yukiharu
難病である線維筋痛症を患っている夫・Yukiharu。
服薬による治療を行っています。
医師から「線維筋痛症」の治療として処方され、服薬しているのは、
「デュロキセチン(サインバルタ)」
「プレガバリン(リリカ)」
が主になってます。
※ 詳しくは、前回の投稿をご覧ください ↓
『線維筋痛症診療ガイドライン 2017』(日本医事新報社)という本にも・・・
「デュロキセチン(サインバルタ)」と「プレガバリン(リリカ)」は、エビデンスレベルが「A」となっており、効き目が高いことが分かっています。
線維筋痛症に用いられることの多い薬なのだそうです。
その他にも、漢方薬として
「当帰芍薬散」
肩や首の筋肉のこわばりからくる痛みを改善するための
「チザニジン錠1mg」
筋肉や関節の痛い箇所に塗り薬として
「フェルビナクスチック軟膏3%」
同じく湿布薬として
「ロキソプロフェンNaテープ100mg」
さらに、湿布による肌荒れ等の治療として
「ヘパリン類似物質ローション0.3%」
が処方されて、服薬等をしています。
Pechiko
線維筋痛症だけで、7種類だ!!
これだけ色々な薬をしようしていると、効き目もあるだろうけれど、副作用もあるでしょう?
夫・Yukiharu
うん、そうなんだ!
痛みがとれて、楽になるのは有り難いのだけれど、副作用も辛くてねぇ・・・
Pechiko
うんうん、Yukiharu、
「薬の副作用だぁ~!」
って言って、辛そうにしていることもあるものね・・・
それじゃあ、薬の効果と副作用について、教えてくれる?
ということで、夫・Yukiharuが線維筋痛症で使用している薬の効果と副作用について、教えてもらいました。
線維筋痛症 ~薬の効果と副作用について~
夫・Yukiharuが線維筋痛症で処方されて使用している薬は全部で7種類。
それぞれ、効果と副作用があるようです。
夫が副作用を感じない薬
Pechiko
線維筋痛症で使用している薬、7つを紹介してもらったけれど、Yukiharuは、7つ全て副作用を感じているの?
夫・Yukiharu
そんなことないよ!
強く副作用を感じる薬と、そうでない薬があるんだ!
例えば、次の薬は効果を感じるけれど、副作用をほとんど感じないかな・・・
ロキソプロフェンNaテープ100mg「科研」
(ロキソプロフェンナトリウム水和物 Loxoprofen sodium hydrate)
チザニジン錠1mg「トーワ」
(チザニジン塩酸塩 Tizanidine hydrochloride)
夫・Yukiharu
ここまでの5種類の薬は、ほとんど副作用を感じずに、良い効果のみを実感できているよ!
Pechiko
なるほど~!
それじゃあ、残り2種類の薬のことも教えてくれる?
夫が副作用を感じている薬
ということで、線維筋痛症によく使用される、エビデンス「A」の「デュロキセチン(サインバルタ)」と「プレガバリン(リリカ)」についても、夫の服用による実感を聞いてみました。
サインバルタカプセル30mg
(デュロキセチン塩酸塩 Duloxetine hydrochloride)
反面、副作用も強く感じたとのことで、夫は次の症状が辛いと言っています。
ただ、プレガバリンの副作用も、かなり強烈なのだそうです。
夫がプレガバリンを服用したことで感じた副作用は、次の通りです。
夫は、
夫・Yukiharu
5~6㎏増えたところまでは体重計で確認していたけれど、その後は怖くて体重計に乗れなくなっちゃったよ!
最近、お腹周りの肉が増えて、ベルトがキツくて・・・。
おそらく、飲み始めてから10㎏近くは、体重が増えたんじゃないかなぁ・・・?
と言っていました・・・。
Pechiko
やっぱり、
「デュロキセチン(サインバルタ)」
「プレガバリン(リリカ)」
は、効き目もあるけれど、副作用も強く現れるんだね・・・。
夫・Yukiharu
そうだね・・・。
まずは、薬による治療を継続することで、痛みを感じない日が続くようになるといいなと思っているんだ!
減薬できる時がきたら、副作用も減ると思うから・・・。
ということで、今回は線維筋痛症の治療に使われる、薬の効果と副作用について、夫の実感を紹介しました。
服薬以外の治療
Pechiko
Yukiharuは、線維筋痛症の治療って薬だけじゃないよね!
夫・Yukiharu
うん、医師から
運動療法
も勧められて、少しずつ取り組んでいるよ!
あと、医師に同意書を書いてもらったことで、
鍼・マッサージ
も保険が適用されて、通いやすくなったなぁ!
そうなのです。
夫の治療は、病院の服薬以外にもあるのです。
今回は、夫の処方されている薬の効果と副作用について紹介しました。
次回は、夫が取り組んでいる服薬以外の治療について紹介する予定です。
また今後は、障害年金等の生活に関する情報も紹介していきたいとも考えています。