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関節リウマチ 医大病院でのエコー検査 ~えっ!?もう終わりですか?~

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リウマチ 医大病院でのエコー検査 ~えっ!?もう終わりですか?~
目次

医大病院に向かう前の夫の決意

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

関節リウマチと診断された夫・Yukiharu

医大病院に転院して、初診日はというと・・・

ほとんど丸1日を費やし、レントゲン検査をして、右手中指の第2関節が「関節リウマチの疑い」ということだけ。

Pechiko

Pechiko

そんなことは、個人病院ですでに診断されていて、分かっていますから・・・

という内容で終了。
しかも、エコー検査は翌日に持ち越し・・・。

私はもうこれ以上は仕事を休めず、エコー検査には夫が1人で行くことに。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

エコー検査も、個人病院でしてもらっているんだけどな・・・。

せめて、個人病院では診てもらえなかった足の痛みの激しいところを、エコー検査で診てもらえたらいいな・・・

あと、全身の痛みについても、もう一度お医者さんに、しっかりと伝えないと!

よし!
気合いを入れて、今日一日頑張ってくるぞ!!

と言って、夫は病院に向かいました。

この時の夫は、まだ、知らないのです・・・。
待ち受ける「長~い待ち時間」と「がっかりするエコー検査」についてを・・・。

あれっ? 予約の時間、間違えていないよね!?

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

夫・Yukiharuは、どちらかというと、きっちり時間を守る真面目タイプ

普段から夫は、

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

人を待たせるよりも、自分が待つ方が気持ちが楽なんだ!

自分が時間に遅れて、「悪い事しちゃったなぁ~」って思いながら過ごす時間って、気まずいしね!

と言って、いつもかなり早い時間からソワソワして待つことの多い人です。

今回のエコー検査も、忙しい医大の医師を待たせることのないよう、早くに受付を終わらせ、30分前には検査室前で待機していました。

もちろん、「ただ待つのは時間がもったいない!」と、数冊の本を持参して、それを読みながら待ちます。
昨日の初診日、診察や検査までの長~~い待ち時間を経験していたため、この日も3冊程の本を持っていったそうです。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

ちょっと早めに着いたけれど、ゆっくりと本を読んで待とう!

と、お気に入りの読みながら、待ち時間を過ごしていたのだそうです。

すると、同じ時間に検査を行う人たちが、次々と集まってきました。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

さすが、医大病院!
こんなに沢山の人たちが、同じ時間に検査を受けるんだ!

施設・設備が整っているんだなぁ!

と、感心して待っていたそうです。

さて、検査の予定時刻が迫り、それぞれの患者の担当医師が検査室に現れます。
そしてその度に、その患者さん達が検査室の中へと入っていきます。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

本を読んで待っていると、時間もあっという間だなぁ!

そろそろ時間だから、僕も荷物をまとめて、いつ呼ばれてもいいいように準備をしておかなくちゃ!

と、夫は冬用のコートを手に持ったり、本をカバンにしまったりして、準備を整え始めました。
そうこうしているうちに、検査の時刻になりました。

・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

あれっ?

後から来た患者さん達、みんな検査室の中に入っちゃった・・・

一番最初に来た僕だけ、1人取り残されたぞ?

予約の時刻、間違えていないよね・・・?

と、夫は検査時刻が書かれた予約票と時計を確認します。
日にちにも、時刻にも間違いはありません・・・。

・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

5分、10分と予定していた時刻が過ぎていきます・・・。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

まぁ、膠原病内科・リウマチ科は、昨日も他の科よりも混んでいたし、先生も忙しいのだろう。

特に、僕の担当医師は若そうだったから、いろいろな人との時間調整も上手くいかないのかもしれないな!

仕方がない、本を読みながら待つか・・・

と、諦めて本を読みながら待つ夫。

・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

15分、20分と時間が過ぎます。
早い人は検査を終えて、検査室を後にします・・・。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

仕方がない。
ここは医大だし、待たされて当たり前・・・。

平常心、平常心・・・。

・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

30分、40分と時間は過ぎていきます・・・。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

う~~~
まだ待つのかなぁ?

この時刻が空いているって設定したの、お医者さんの方だったんだけどなぁ?

さすがに、これだけ待たされるとは想定外だった・・・

早く来ちゃった分、もう1時間以上も経っているよ・・・

と、さすがの夫も痺れを切らしてきた頃、

医師

医師

お待たせしました!

Yukiharuさん、検査を始めます!

と、医師が颯爽と登場!

その若い医師はとっても爽やかに現れたそうで、夫は、

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

自分を救ってくれる爽やかヒーローなのか・・・
それとも、ただただ患者を待たせて体調を悪くする悪役なのか・・・

どっちともとれるし、どっちなのか分からない!?

という感情を抱いたのだそうです・・・

いよいよエコー検査!でも・・・

長い時間待った夫は、いよいよエコー検査を受けることになりました。

しかも医大病院というだけあって、5人程の学生さん達が見学していたそうです。

医師

医師

ではYukiharuさん、検査を始めますね!

まずは右手から確認します。

目視でも、レントゲンでも腫れが確認できる右手からの検査が始まりました。

医師

医師

う~ん・・・

はっきりとではありませんが、少~しだけリウマチと確認できる箇所が写りますね・・・

では左手も・・・

と、検査が進みます。
ただ、医師はもっとはっきりとエコー検査で、リウマチの炎症による異常な血流が確認できると思っていたようで、

医師

医師

左手は・・・

あれ~っ?
とくに異常は確認できませんね・・・

では・・・、終了です。

と、一通り両手の検査を終えると、あっさり終了を告げられました。
エコー検査によるリウマチの異常所見がはっきりと診られなかったことに、学生達も残念そうな表情をしていたとのこと・・・

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

いやいやいやいや、先生!

足も痛いんです!!
特に右足の小指の付け根が!!

足のエコー検査は、してくれないんですか!?

医師

医師

そうですね・・・
必要ないですね・・・

関節リウマチは、最初に手のような小さな箇所に現れることが多いので・・・

Yukiharuさんは、右手中指の第2関節に、少しだけ関節リウマチと思われる箇所が確認できたので、足までは検査をしなくても良いでしょう。

これで終了です!

と、あっさり終了を告げられました。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

ちょ、ちょ、ちょっと、先生!

他にも、全身が痛いのですが、それについては、どうなんですか!?

と食い下がる夫。
医師は、

医師

医師

そうですね・・・
関節リウマチの炎症がほとんど確認できませんので・・・

関節リウマチの痛みとは考えられませんね。

終了です!

と、エコー検査の終了を告げました。

そしてその後、今後の経過を診ていくため、肺活量も計測して、その日の検査はあっさりと終了となってしまいました。

うなだれ、何かを思案する夫

家に帰ってきた夫は、疲れ切った様子で、

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

結局、個人病院で言われたことと、同じ事を言われて終了だった・・・

足の激痛にも、全身の痛みについても、特に何もなし・・・

がっかりだぁ・・・

と話し、うなだれていました。

そして、何かを考えている様子なのです。

Pechiko

Pechiko

いやいや、そうは言っても、昨日が最初の1歩。
今日はさらに1歩進んだよ!

昨日と今日で、2歩進んでる!

少しずつ、少しずつ進んでいるから!
また、次にお医者さんに伝えてみよう!!

と、私は何とか夫を励ましました。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

うん・・・
そうだ・・・ね・・・

でも、多分、このまま次の受診で病院に行っても、この全身の痛みは、何も変わらない気がする!

関節リウマチの痛みじゃないって医師が言うんだから、僕が別の病気じゃないかっていうことを、医師に分かってもらわなくちゃ、進まない気がする!

あのお医者さん、膠原病内科・リウマチ科の先生だから、多分その観点でしか診てくれないと思うんだよね!

2週間後までに、僕が自分で出来ることを、出来るだけやってみるよ!

と宣言した夫。

その後、夫はある活動を、びっくりするくらいのエネルギーで始めるのでした!

まとめ ~夫の長い闘いの始まり~

医大病院に転院し、2日間の受診と検査が終了しました。
でも、夫はその2日間で、すっかり医大病院に不信感を持ってしまったのです。

「膠原病内科・リウマチ科の医師は、自分の専門の膠原病・リウマチの領域でしか診断しない」と夫は思ったようです。
さらには、「自分が患者としてもっと発信しよう!」とも決意したようで、そこから夫の活動が始まりました。

この時点で、夫は、自分が「線維筋痛症」じゃないだろうか?と考えていたのです。
そして、医大病院を受診し、症状を訴えれば、医師が

医師

医師

線維筋痛症ですね!
治療を開始しましょう!!

と言ってくれると信じていたのです。

でも、その期待を大きく裏切られ(※ 医師は決して何も裏切ってはいませんが、夫にはそう感じたのだそうです・・・)、自分から医師に強く訴え出ることを決めたのでした。

さて、そんな夫の闘い(※ 夫は闘いだと思っているそうです)の続きは、また次回以降のお話!!

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管理人Pechiko

管理人Pechiko

長女が指定難病の「全身性エリトマトーデス(SLE)」を患う。長女の病気が寛解後、長男が「起立性調節障害(OD)」を患い、不登校になる。さらに夫は難病の「線維筋痛症(FM)」と「関節リウマチ(RA)」、「うつ病」を患う。元幼稚園教諭。その後は保育所や小学校の特別支援学級での勤務も経験する。現在は特別支援教育支援員・塾講師として、教育に携わっている。自己の経験を生かして、病気や不登校で学校に通えない子の教育について、発信していきたいと考えている。

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