目次
関節リウマチって、全身が痛いの?
全身の激痛が続く夫
夫・Yukiharu
関節リウマチと診断された夫・Yukiharu
抗リウマチ薬「リマチル」の服用を始めたものの、痛みが治まらない様子・・・
Pechiko
ねぇ、リウマチの薬を飲み始めたのに、全然効いてないんじゃないの?
と心配して夫に声を掛けるものの、
夫・Yukiharu
う~ん・・・
今のところは、全く効果を感じないね・・・。
でも病院の先生、この薬の効果が出るまでは3週間くらいかかるかもしれないって言ってたから。
今は効果を感じないけれど、1ヶ月くらいしたらよくなるんじゃないかなぁ?
と言いながらも、直後には
夫・Yukiharu
痛~い!
う~~~!
痛たたたたっ!!
と言い続ける様子・・・。
病院では
・「関節リウマチ」と診断できるのは右手中指のみ
・朝のこわばりは関節リウマチ特有の症状
・炎症を抑える薬と、抗リウマチ薬を服用して経過を診る
と言われているのみでした。
これについては、関節リウマチとしては、大丈夫なのかとても心配でした。
でも、まずは抗リウマチ薬を服用して、次の受診日を待つしかありませんでした。
その間に自分たちにできることは、情報を得ること。
図書館で借りてきた「関節リウマチ」に関する本や、様々なサイトで情報を集めました。
夫が図書館で借りてきた本から、
という情報を得ることができました。
夫・Yukiharu
病院の先生、「メトトレキサート」っていう薬にしてくれたら、この痛みがとれないかなぁ?
でも、僕は医学に関しては素人だからなぁ・・・
どうなんだろう・・・
と、しきりにブツブツと呟く夫でした。
医師に全身の激痛を相談
抗リウマチ薬の「リマチル」を服用して約2週間。
全身の痛みに耐えながらも、いよいよ病院の受診日となりました。
Pechiko
病院の先生、痛みに対して何か手立てを考えてくれるといいね!
と言って、夫を病院に送り出しました。
病院で、
医師
どうでしたか、この2週間?
と医師に聞かれた夫は、
夫・Yukiharu
先生、全身が痛くて痛くて・・・
右手の中指の関節は腫れていてもちろん痛いのですが、他の関節も筋肉も、とても痛いです・・・
関節リウマチって、こんなに全身が痛いのですか?
先生、私のリウマチ、右手中指だけではなくて全身に広がっていませんか?
と医師に尋ねたそうです・・・。
医師からは、
医師
以前のレントゲンでは、手足の関節の炎症は診られませんでしたからねぇ・・・。
エコー検査でも、右手中指だけしか、関節リウマチの症状は診られませんでしたし・・・。
と説明する医師に、
夫・Yukiharu
先生、もうこの全身の痛みには耐えられません・・・。
何とかなりませんか?
と夫は訴えたそうです。
医師からは、
医師
薬を増やしてみましょう。
これは抗うつ薬なのですが、整形外科でも「痛みを和らげる」ために使われることのある薬です。
その薬を増やしますね。
夕食後に1錠、飲むようにしてください。
と薬を増薬してもらって、診断が終了しました。
処方されたのは、「サインバルタ」という、痛みを和らげる抗うつ薬でした。
サインバルタカプセル20mg(デュロキセチン塩酸塩 Duloxetine hydrochloride)
〈この薬の作用と効果について〉
中枢神経系の痛みを抑制する経路に作用し、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、痛みを和らげます。
通常、糖尿病性神経障害、線維筋痛症、慢性腰痛症や変形性関節症にともなう疼痛の治療に用いられます。
引用:くすりの適正使用協議会 https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=43238
Pechiko
痛みを和らげてくれる薬なんだね!
これで、体の痛みがとれるといいねー!
と夫に声を掛け、夫の回復を祈りました。
サインバルタの副作用に苦しむ
全身の痛みを抑えるために、抗うつ薬としても使用されている「サインバルタ」を服用し始めた夫・Yuikiharu
効果はどうなのか?
と様子を見ていました。
初めて服用した翌日の朝・・・
夫・Yukiharu
頭が痛い・・・
ひどい頭痛だ~
そして、気持ち悪い。
吐き気がひどい。
便通も悪い。
イフェクサーの時の副作用と同じ症状だ・・・
と、悲しげな目をして、元気のない夫。
そんな夫を見て、何だか切なくなってきました。
そうなのです。
この時夫はうつ病を患っていて、別の抗うつ薬「イフェクサー」も服用していたのです。
イフェクサーSRカプセル75mg(ベンラファキシン塩酸塩 Venlafaxine hydrochloride)
〈この薬の作用と効果について〉
脳内に存在する神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン)の再取り込みを選択的に阻害することで、シナプス間隙の神経伝達物質の濃度を高め、抗うつ作用を示します。
通常、うつ病・うつ状態の治療に用いられます。
引用:くすりの適正使用協議会 https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=49472
しかも、そのイフェクサーの副作用に半年以上も苦しめられ、やっとその副作用を感じなくなってきた矢先の出来事だったのです・・・。
Pechiko
あららら!
半年前くらい前の副作用と、全く同じ症状だね・・・
困ったねぇ・・・
と言う私に夫が、
夫・Yukiharu
やっと副作用の苦しみが無くなったと思ってたのに・・・
またこの苦しみが続くと思ったら、地獄だぁ!
と返答します。
Pechiko
でも、副作用が出ているってことは、きっと良い効果もあるよ!
痛みの方はどうなの?
夫・Yukiharu
痛いよ~。
痛みは治まらない。
効果が出るまで、時間がかかるのかも・・・
というやりとりがあって、その後は数日間、様子を見ていました。
まさかこの後、夫に大変な副作用が現れて、家族や夫の友人達が苦しめられるなんて、思ってもみませんでした・・・。
考察 ~抗うつ薬について~
実は、この時夫は「こんなに抗うつ薬を服用してもいいのだろうか?」と思っていたそうです。
夫は「イフェクサー」という抗うつ薬を1日の上限(225mg)まで服用していました。
イフェクサーSRカプセル75mg(ベンラファキシン塩酸塩 Venlafaxine hydrochloride)
〈用法・用量(この薬の使い方)〉
通常、成人は1回ベンラファキシンとして37.5mgを1日1回から始め、1週後より1回1カプセル(75mg)を1日1回食後に服用します。年齢・症状により1日3カプセル(225mg)を超えない範囲で適宜増減されます。
引用:くすりの適正使用協議会 https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=49472
医師にお薬手帳を見せ、イフェクサーを服用している旨も口頭で伝えていました。
医師からは、「大丈夫」というお話で、痛みを和らげるために「サインバルタ」の増薬の判断となったのでした。
抗うつ薬による副作用。
それは、人によって感じ方も違うとのことですが、夫は副作用に苦しめられやすい体質だったのかもしれません。
現在の夫は、
夫・Yukiharu
いや~、あの時の副作用の苦しみは大変だったなぁ!
みんなにも、随分と迷惑をかけたなぁ・・・。
でも、サインバルタは、僕にとっては痛みに良く効く薬だったから、結果から言うと「良かった」と思えるよ!
と語ります。
「みんなも、随分と迷惑をかけななぁ・・・。」
という内容については、次回紹介します。
サインバルタで苦しんだ部分もあるけれど、助けられたと感じている方が大きいみたいです。
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