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次の診療までの治療期間の様子
心療内科で「身体表現性障害」の「うつ症状」と診断された夫・Yukiharu。
服薬による治療が開始しました。
処方された薬は、次の2種類です。
医師からは、
基本的に、ソラナックスを毎日服用すること。
頭痛等の症状が強いときには頓服でデパスを服用すること。
と説明を受けたそうです。
デパスは、脳神経外科でも処方されたことがあり、以前から夫も
夫・Yukiharu
デパス、確かに頭痛や、仕事に行ったときの緊張感が和らぐんだけど、すごく眠たくなるんだよね・・・。
あまり、頻繁に服用するのは、ちょっと嫌なんだ・・・。
と言っていました。
なので、ソラナックスが処方され、効果が現れた時には、
夫・Yukiharu
ソラナックスは、デパスのように、薬が効いているように感じ難いけれど、眠たくならなくて助かる・・・。
調子の悪い、ここぞというときだけ、デパスを服用できるのが良いよね!
と感想を言っていました。
ただ、新しく薬が処方されたからといって、劇的な体調の改善は見られません。
何となく、職場での極度の緊張感が和らいだかもしれない・・・
というまま約10日が過ぎ、次の診療内科の受診日が来たのでした。
あなた、うつ病だね!
体調悪化を辿り、2回目の心療内科を受診。
夫が医師に相談したことは、
夫・Yukiharu
ソラナックス、服用してみましたが、体調はよくありません。
頭痛、吐き気、倦怠感、めまい、耳鳴り、文字や人の話が理解できない・・・などの症状があって、毎日辛いです・・・。
それと、ソラナックスの副作用か、酷い便秘で・・・
という内容でした。
医師からは、
あなた、典型的な「うつ病」だね。
抗うつ薬を処方するね。
あと、便秘にならないよう、下剤も処方するね。
と診断されました。
新たに処方されたのは、
そして前回の診断と同じ様に、
医師
あなたの病気はね、仕事のし過すぎが原因だからね。
原因がはっきりと分かっているんだから、出来るだけ仕事を断って、やりすぎないようにするんだよ!
と、指導されたそうです。
夫は「うつ病」と診断され、抗うつ薬による治療が始まりました。
うつ病と診断されて
心療内科で「うつ病」と診断された夫・Yukiharu。
今回の診断について、夫・Yukiharuは、当時、こう思っていたそうです。
夫・Yukiharu
うつ病と診断されて、
・やっぱり「うつ病」だったか・・・
・反面、元気そのものだった自分がうつ病になるとは、全く思っていなかった
・元気そのものだった自分がうつ病になると言うことは、誰でもうつ病になる可能性があるのだと分かった
・休日がほとんどなく、これだけ仕事に自由を奪われると、心がおかしくなるということが分かった
・体調不良の原因が、はっきりと分かったことで、職場で「自分は病気が原因で調子が悪い」と言えることで、少し気持ちが楽になる
・うつ病は心が弱いからなる病気ではなく、脳の病気だということが実感できた
・事故に巻き込まれて、自分がいなくなってしまったら、どれだけ楽なのかという希死念慮が消えない・・・
・うつ病に追い込んだ職場・同僚を心の底から恨んでいる
当時の私は、夫の心の中を知る由もありませんでした。
その時は、
Pechiko
うつ病だったんだね。
でも、診断してもらって、薬も処方してもらって良かったね。
あとは、良くなるだけだね。
無理をしないでね。
と、声を掛けて、夫からは、
夫・Yukiharu
ありがとう。
迷惑をかけて、ごめんね。
無理をしないよう、気を付けるね。
と返ってきていただけでした。
そして、
Pechiko
Yukiharuが無理をせずに過ごして、早く良くなりますように!
と、只々祈るPechikoでした。