午後のプログラム、開始
まずは集合写真
起立性調節障害になり、不登校になりながらも、宿泊研修に参加した息子・Sen。
昼食後に、医務室で休憩しました。
その間、学年の友達は、部屋に荷物を運んだり、次の活動に向けて準備したりする時間だったそうです。
いよいよ午後のプログラム開始、という時間に、先生が呼びにきてくれました。
これから、みんなで集合写真を撮って、それから自然散策に行くよ!
Sen君、行けるかな?
長男・Sen
身体がダルくて、気持ち悪いけれど、準備してみます。
と、次の活動に参加したいSenは、準備を始めます。
しかし、起立性調節障害という病気は、寝ている状態から立った時、血圧が上がらずに調子が悪いのです。
何とか動きたいSenですが、身体がいうことを聞きません。
夫・Yukiharu
Sen、無理しなくてもいいんだよ。
とりあえず、集合写真だけ、参加してみようか。
と、青少年の家を出て、友達と合流します。
ですが、医務室から青少年の家を出るまでが、相当な労力・・・。
Senは、そのちょっとした移動だけでも、もう気持ちの悪さと怠さで、活動停止してしまいます。
長男・Sen
う~ん・・・。
もうダメかも・・・。
と言いながらも、何とか友達と合流しました。
そして、青白い顔をしながらも、集合写真を撮り終えると、その場から動くことが出来ません・・・。
夫・Yukiharu
Sen、無理しなくていいよ。
自然散策は、現地まで車で移動して、もし参加出来そうだったら友達と合流しようか?
という夫・Yukiharuの提案に、息子・Senも、
長男・Sen
うん、そうする・・・。
でも、今日はみんなと一緒に泊まるのは無理。
自然散策が終わったら、家に帰る。
と、答えます。
夫から先生に、その旨を伝えると、
Sen君、よく頑張ったね。
自然散策は、参加出来たらで大丈夫だよ。
無理しないで、身体を一番にしてね。
と、息子の頑張りを褒めてくれました。
自然散策へ
自然散策の後、自宅へ帰ることを決めたSen。
夫と息子で、青少年の家に荷物を取りに行き、その後は車で移動しました。
Senは、後部座席を倒して布団を敷いた車の中で横になります。
夫・Yukiharu
Sen、ここまでよく頑張ったね!
布団の中で、ゆっくり寝ていても大丈夫だよ。
車の中、冷房入れて過ごしやすくするからね。
と、Senの身体に負担がかからないようにして、ゆっくりと休ませます。
そして、自然散策の現地に先に到着し、後から友達が来るのを待ちます。
しかし、Senはすっかり疲れてしまったようで、グッタリしています。
友達が歩いてくるのが見えたとき、
夫・Yukiharu
Sen、そろそろ友達が到着するよ。
どう?
合流できそう?
と聞くと、
長男・Sen
う~ん・・・。
無理・・・。
もう少し、車の中で休みたい・・・。
ということで、友達が活動している間、車の中で待機することになりました。
その後、車内で1時間程休んだものの、体調回復はせず、友達と合流は出来ませんでした。
とはいえ、車の中であっても自然の中で過ごせたこと、よい経験になったのではないでしょうか?
長男・Sen
パパ、今日はもう無理。
家に帰りたい!
と自分でその後の行動を決めたことで、自宅へ帰ることにしました。
夫から先生にその旨を伝え、帰路に着きました。
Senは、久々の外での活動で、エネルギーを使い果たしたのか、車内ではずっと寝ていたそうです。
Pechiko
Sen、体調の悪い中、よく頑張ったね!!
ちょっとだけでも、みんなと一緒に主泊研修に参加出来てよかったね!