キリツセイ・・?何それ?
Pechiko
セン、学校休み過ぎじゃない・・・?
の私の不安から出た言葉に、夫が、
夫・Yukiharu
思い当たる病気があるんだけど、もしかしたら、起立性調節障害じゃないかな?
と一言。
「えっ?何それ・・・?『キリツセイ・・・』何のこと?」
と考える私に、夫が続けます。
夫・Yukiharu
これまで担任してきた中で、何人か、センと同じような症状だった子がいたんだよ。
よくよく話を聞いてみると、小学校の教員だった夫は、担任してきたクラスの中で、次のような症状の子がいたということでした。
- 吐き気がする
- お腹が痛い
- 倦怠感があってダルい
- 頭が痛い
- 立っていると気分が悪くなる
- 食べたくなくなる
- 立ちくらみがする
- 朝、なかなか起きることが出来ない
- 夕方になると元気になることが多い
- 上記の症状から、学校に登校できなくなる
えっ?そんな病気があるの?
起立性調節障害かも・・・
Pechiko
そう言われると、食事の量も減っている気がするし・・・。
あれっ?よく考えると、どの症状も当てはまっている?
その時の長男・センは、症状の軽重はあるものの、見事に全て当てはまっていました。
「もしかすると、起立性調節障害かも・・・。」
そう思うと、いても立ってもいられなくなり、
「まずはいろいろ調べてみよう。」
と、図書館で本を借りたり、インターネットで検索してみたりしました。
起立性調節障害
起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)とは、自律神経失調症の一種、OD(英語 orthostatic dysregulation; ドイツ語 orthostatische Dysregulation)と略される事もある。生活リズムが乱れている様に見えるが、自律神経失調症状のひとつと考えられている。怠慢なのではなく、「起立や座位で脳血流が減少し、思考力と判断力が低下する」身体の病気である。このような理解に基づき、本人を責めることなく、適切な治療や支援を行うことによって回復する。治療法や支援方法については、「起立性調節障害#治療」を参照。10歳から16歳に多く、日本の小学生の5%、中学生の約10%にみられ男女比は 1:1.5〜2 と報告されている。概日リズムが5時間程度うしろにズレている事が原因で午前中に交感神経活動が活性化しない。一方、夜間に交感神経が活発化するため寝付きが悪くなる、つまり『宵っ張りの朝寝坊』になりやすい。また、上気道のアレルギーを併発する割合が高いとする報告がある。
症状
引用:ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B7%E7%AB%8B%E6%80%A7%E8%AA%BF%E7%AF%80%E9%9A%9C%E5%AE%B3
循環器系の障害として捉えられており、身体的な症状としては朝起きられない・めまい・立ちくらみ(脳貧血)が一番多くみられ、その他にも動悸・息切れ・睡眠障害・食欲不振・腹痛・頭痛・倦怠感など人によりさまざまな症状が現れる。血液による酸素と栄養の供給が悪いため、疲れやすく疲れからの回復が遅れる。
Pechiko
セン、起立性調節障害のような気がする・・・
夫とは、
まずはセンの様子をしっかり見ながら、これ以上症状が悪くなるようであれば、大きな病院にかかってみよう
という話になりました。
その時はまだ、センが長期間、あんなに酷い症状に苦しむことになるとは、思ってもみませんでした。