長男の「吐き気がする・・・」の言葉
それまでは、元気に学校に通い、友達とよく外で遊んでいた長男のセン。
小学4年生になってからも、放課後は友達が誘いに来てくれ、男女交じって外でよく遊んでいました。
ただ、今思い返すと、4年生後半から欠席数が少しだけ増えていました。
欠席する日は、決まって
長男・セン
「吐き気がする・・・。」
の一言。
元々口数が少なく、あまり自分の思いや気持ちを言葉にしなかったセン。
私は、「大丈夫かなぁ?」と思いながらも、「平熱だし咳も出てないし、風邪ではなさそう・・・」くらいにしか捉えていませんでした。
学校は欠席しても、夕方には元気に過ごしていたので、「体調が良くなったんだな。」と思っていました。
でも、きっと、その吐き気が「起立性調節障害」の始まりだったのではないかと、今だから思えるのです。
今度は「お腹が痛い・・・」
小学5年生になり、
長男・セン
「吐き気がする・・・。」
の言葉の他に、
長男・セン
「お腹が痛い・・・。」
と言うことが増えました。
よくよく聞いてみると、便秘でお通じがない日が増えているとのこと・・・。
欠席数も増えてきたし、
Pechiko
「学校休むんだったら、病院に行こう。」
と、近くの小児科へ連れて行きました。
小児科では、
医師
最近、お通じがないとのことですので、浣腸しますね。
と浣腸されて終わり。
Pechiko
先生、診断名は・・・?
医師
便秘ですね!
「大きな病気ではなさそうだし、大丈夫か・・・。」と思いながらも、センの
長男・セン
「吐き気がする。お腹が痛い。」
という訴えは続きます。
学校に登校できない日が多くなり、不安に感じる私と夫。
でも、夕方には元気を取り戻し、家の中を走り回っています。
夫に、
Pechiko
「さすがに、セン、学校休みすぎだと思わない?」
と言うと、夫からまさかの
夫・Yukiharu
「そうだね。センの様子から、思い当たる病気があるんだけど・・・。もしかしたら・・・」
夫の言葉に、「うちの子に限って、そんな事あるわけない。って、あれ?娘の時もそう思わなかった・・・?」
と、心に影が差したあの時の気持ちは、今でも忘れられません。