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腎生検に向けて、大学病院に転院準備 パート1

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腎生検に向けて大学病院に転院準備~私と夫、息子との生活は?~

転院の準備「家族、誰がどこで生活する?」

家族みんな、バラバラに・・・

腎生検に向けて、大学病院に転院する日が近づいてきました。

家族がどのように生活するのかを、1度整理する必要がありました。
結論から言うと、

・娘・Mizukiは大学病院に入院
・私・Pechikoは、娘の大学病院に付き添い
・夫・Yukiharuは、そのまま残って仕事と息子の面倒をみる
・息子・Senは、夫と義両親にお世話になる

という生活に決めました。

ここで、一番悩んだのが、小学校2年生の息子・Sen。
※(腎生検の頃には、進級して2年生になりました)

長男・Sen

長男・Sen

ママとお姉ちゃんと一緒にいたい~!!

そんな息子を、片道3時間半の大学病院に連れて行くかどうか・・・?

Pechiko

Pechiko

・もし連れて行くとすると、学校はしばらく休ませる?
・そもそも、私の生活もどこで寝泊まりするのかも決めていない中で、息子を連れて行ける?
・娘・Mizuki中心の闘病生活の中に、息子・Senの世話をすることまで、私は出来る?

などと考えると、どう考えても、息子を連れて行くことは現実的ではありませんでした。

ママっ子で、お姉ちゃんっ子の息子を何とか説得して、義両親に預けて、夫に任せるしか方法はありませんでした。

夫・Yukiharu

夫・Yukiharu

Sen、お姉ちゃんの検査が終わるまで、パパと、じぃじと、ばぁばと4人で暮らそうね!

お姉ちゃんの検査の時には、パパと一緒に、お姉ちゃんの入院する大学病院にいくから、その時にママには会えるからね!

と、夫も何とか息子をなだめてくれました。

そうとはいえ、夫は残業ありきの小学校教諭・・・
息子・Senは、ほぼほぼ義両親にお任せ状態でした。

私は、娘・Mizukiに付き添いとはいえ、大学病院には宿泊できないと言われ、夜は離れて生活することになりました。

実質、家族バラバラの生活となることになり、全員が不安に感じたのでした。

「付き添い家族は病院に宿泊できない」問題・・・

さて、次は私・Pechikoの生活についてです。

Pechiko

Pechiko

入院・腎生検前の諸検査・腎生検・検査後・・・
合わせて約10日間の入院・・・

大学病院では、付き添い家族は、病室での宿泊は断られているし、私はどこで寝泊まりしようか・・・?

という問題を解決しなくてはなりません。

大学病院に電話で問い合せ、子どもが入院している家族は、どこに宿泊しているのかを聞いてみたところ・・・

大学病院事務員

大学病院事務員

大学病院敷地内に、『ファミリーハウス』という施設があります。
遠方から来院される患者さんのご家族が利用できる施設です。

という案内がありました。

1泊1人2500円で使用できるとのことでした。
ホテルとは違って、食事は付いていませんが、各部屋にお風呂やトイレも付いているとのことでした。
キッチンや、ちょっとした調理器具等もあるとのことだったので、自分で簡単な自炊が出来そうでした。

大学病院の近くには、ホテル等の宿泊施設も無いことから、『ファミリーハウス』を利用することが、一番現実的でした。
夫と相談し、娘の腎生検のための約10日間の入院期間は、私は『ファミリーハウス』に滞在することに決めました。

早速、大学病院に電話をすると・・・

大学病院事務員

大学病院事務員

申し訳ありません・・・。
『ファミリーハウス』は、部屋数が限られておりまして、先に予約されている方で部屋が埋まってしまっている日がありまして・・・

Pechiko様がご希望される日、全てはご予約出来ません・・・

Pechiko

Pechiko

え・・・?
そういった場合、他の方たちは、どうされているんですか?

大学病院事務員

大学病院事務員

申し訳ありませんが、ご自身で宿泊先を探していただくことになっております・・・

という、やりとりがありました。

夫とも相談し、「ファミリーハウス」が利用できない日は、ホテルを利用することに・・・

でも、大学病院は郊外にあるため、病院の周辺にはホテルがありません。
仕方がないので、バスで30分~40分程の距離の、駅の近くのホテルを利用することにしました。

Pechiko

Pechiko

検査の間の約10日間だけ・・・
ホテル代も馬鹿にならないけれど、仕方がないよね・・・

今は、Mizukiのことを中心に、出来ることをしないと・・・

と夫と話し、ホテルを予約しました。

1泊、平日は約7000円、休日前は約10000円で、数日間の宿泊は結構な出費でしたが、それ以外に方法はありませんでした。

家族それぞれ、生活する場所が決まりましたが、腎生検に向けての準備は、まだまだ始まったばかり・・・

Pechiko

Pechiko

まずは、私の寝泊まりする場所は確保できたけれど・・・

それぞれの両親に連絡・相談、学校に連絡、しばらく自宅を離れる準備、今の病院や大学病院での支払のためのお金の準備、体調管理・・・

やること、いっぱいあるなぁ!!


さてさて、腎生検に向けて、無事に大学病院に転院できるのでしょうか・・・?

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管理人Pechiko

管理人Pechiko

長女が指定難病の「全身性エリトマトーデス(SLE)」を患う。長女の病気が寛解後、長男が「起立性調節障害(OD)」を患い、不登校になる。さらに夫は難病の「線維筋痛症(FM)」と「関節リウマチ(RA)」、「うつ病」を患う。元幼稚園教諭。その後は保育所や小学校の特別支援学級での勤務も経験する。現在は特別支援教育支援員・塾講師として、教育に携わっている。自己の経験を生かして、病気や不登校で学校に通えない子の教育について、発信していきたいと考えている。

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